ワンちゃんの健康を守っていく中で、日々の栄養源となるドッグフードは重要なカギを握っています。
また、健康サポートに長けたドッグフードが増えている近年において、最近ではワンちゃんのカラダの部位別に健康管理をすることが出来るドッグフード、「forza10(フォルツァディエチ)」というイタリアのドッグフードが注目を集めています。
今回はforza10の魅力や口コミ情報、購入価格、効果などを詳しく調査!
また、今回は数あるラインナップの中から一番人気の高い「リナールアクティブ(腎臓ケア)」に重点をおいてまとめてみましたので、さっそくご覧ください!
「forza10」ドッグフードの基本情報
価格と内容量 | [Green dog参照]1袋800g 1,836円(税込) |
生産国 | イタリア |
使用している肉の種類 | 〇魚(タラ) |
穀類の使用 | 〇(不使用) |
合成着色料 | 〇(不使用) |
酸化防止剤の種類 | 〇天然由来(ミックストコフェロール) |
総合評価 |
「forza10」の配合成分や原材料について
米/ポテト/加水分解されたポテト/鶏脂肪/魚油/魚粉(ニシン)/ビートパルプ/ミネラル/カルシウム/リン/ナトリウム/カリウム/マグネシウム/亜鉛/鉄/セレン/ヨウ素/塩素/硫黄/銅/マンガン/マンナンオリゴ糖/フラクトオリゴ糖/ユッカシジゲラ/DLメチオニン/コリン/ビタミンA/ビタミンD3/ビタミンE/ビタミンC/ナイアシン/ビオチン/B12/パントテン酸/B2/B6/葉酸/B1/ベータカロチン/銅アミノ酸キレート/天然トコフェロール(酸化防止剤)/ローズマリー抽出物(酸化防止剤)
加水分解された魚タンパク(タラ)/加水分解されたポテト/炭酸カルシウム/リン酸二塩基/野菜エキス/ヤナギタンポポ/ハギ/アメリカンクランベリー/セイヨウタンポポ/ベアベリー
成分 | 含有量 |
粗たんぱく質 | 14%以上 |
粗脂肪分 | 17%以上 |
粗繊維 | 1.9%以下 |
粗灰分 | 4.4%以下 |
水分 | 9%以下 |
赤で記された原材料は、ワンちゃんにとってあまり良くない原料です。
ビートパルプは砂糖の原料であるサトウダイコンから砂糖を抽出した際に残るカスとテンサイのことです。
本来肉食である犬にとっては必要のない原料ですし、砂糖の製造過程において使用されている薬品も一緒に混合している可能性もあるので、そういった点から言ってもビートパルプはワンちゃんには好ましくない原材料のひとつです。
ただし、forza10に限らずビートパルプが使用されているドッグフードは非常に多く、その理由のほとんどは「ドッグフードのかさまし」であると考えられます。
また、かさましをするための材料にはトウモロコシや小麦といった、アレルギーの出やすいかつ安価に手に入りやすい原材料が使用されているケースも多くあります。
そして、安価な原料でかさましを一切していないドッグフードとなると、相当なコストがかかることも事実。
そう考えると、好ましくない原料がビートパルプのみで留められているForza10はかなり優秀なドッグフードであると言えるかと思います。
たんぱく質が少ない?
タンパク質量が少ないのでは?と思われる方も多いかと思いますが、それもそのはず。forza10はワンちゃんの腎臓病や腎不全のことを考えて、たんぱく質の含有量を減らして作られたドッグフードなのです。
これまでに、高タンパクかつビタミン豊富なドッグフードなどは数多く様々な企業から開発されてきましたが、forza10のようにたんぱく質やリンの量も減少させて、腎臓を集中的にケアできるドッグフードは数少なく、多くの飼い主さんから注目が集まっていることが事実です。
「forza10」のメリットとデメリットについて
メリット
AFSタブレットで必要な栄養を摂取できる!
Forza10の最大の特徴ともいえるのが、AFS(アクティブフレッシュシステム)タブレットの存在です。
Forza10ドッグフードには2つの粒が配合されていて、その1つがAFSタブレットといって、必要な栄養素が凝縮されたドッグフード粒です。
ラインナップに応じて配合されている栄養素に違いがあり、どの商品もその目的に応じた効果を発揮してくれるような成分が配合されています。
気になる部位を集中的にケアできる
Forza10の注目ポイントは、愛犬の気になるカラダの部位を集中的にケアすることができるラインナップの広さにあります。
腎臓や心臓病などを集中ケアできるリナールアクティブをはじめ、皮膚トラブルにメインをおいたデルモアクティブ、胃腸ケア専用のインテスティナル、そのほか体重、血糖値、免疫ケアなどなど、かなり豊富なラインナップから目的に応じたドッグフードを選択することが出来るようになっています。
吸収率の良い加水分解を有効利用している
Forza10に含まれているポテトや魚などは、加水分解を施した状態のものを使用しています。
加水分解と言われるとなんだか聞こえが悪く感じるかもしれませんが、加水分解することでたんぱく質や栄養の分子がより細かくなるため、ワンちゃんのカラダに栄養が吸収されやすくなるとともに、原料をそのまま加工しないため、よりアレルギーもでにくくなるというメリットがあります。
無農薬!防腐剤も一切不使用!
Forza10はワンちゃんのカラダに害となる農薬や人工的な保存料を一切使用していません。
ドッグフードの酸化防止には天然トコフェロールやローズマリー抽出物といった、天然自然由来成分が使用されているところも高く評価できます。
衛生面、安全面がしっかりしている
Forza10は自社工場にてドッグフードの製造をおこなっていますが、その工場ではドッグフードが人の手に触れることなく、原料の配合・袋詰め・パレット積みといったすべての工程をコンピューターが自動でおこなっています。
衛生管理が徹底的なので、大切な愛犬に与えるうえでも安心感が増しますね。
デメリット
健康的なワンちゃんには不要な場合も
リナールアクティブのように、腎臓や心臓の負担を考え、たんぱく質量が少なめに作られたドッグフードは、健康体であるワンちゃんや活発なワンちゃんにとっては不向きになる場合もあります。
というのも、ワンちゃんの筋肉や関節、血液循環など、カラダの内部を健康的かつ強化するためには、たんぱく質は欠かせない栄養素だからです。
運動量が多いワンちゃんほどタンパク質は積極的に摂取するべきですから、カラダに不調を感じていないワンちゃんにはおすすめしません。
また、リナールアクティブにかかわらず、その他のラインナップも同様にワンちゃんの体調不良や症状に合わせた原料配合がされていますので、愛犬の体調に沿ったドッグフード選びをするようにしましょう。
「forza10」の口コミ・体験談まとめ
「forza10」の良い口コミ
愛犬の腎臓が悪いことを知り、食べるものも気をつけていかないとならないな、と思っていた中で、forza10の存在を知りました。与えて2か月ほど経ちますが、問題なく食べてくれます。
よく食べてくれます。うちの愛犬は腎臓に病気があるわけではありませんが、高齢犬にさしかかってきたのでこれからこちらを愛用していく予定です。
少量から始めてみるパックがあることを知って、そちらから始めてみました。うちの子は小型犬で口も小さいので、forza10に小粒があってとても嬉しいです。
うちの子は僧帽弁閉鎖不全症で心臓が強くないので、そうした中でこのドッグフードの存在があってとても助かっています。使用して1か月以上経ちましたが、完全にこちらのドッグフードに慣れてくれたようです。
「forza10」の悪い口コミ
せっかく良いドッグフードに出会えたと思ったのですが、肝心の愛犬がまったく食べてくれません。近寄ってもくれないため、既存のドッグフードを与えています。
7歳を超えたころから白髪が増えたり、毛に艶がなくなってきました。高齢になってきた証拠だと思い、皮膚ケアのforza10を使用しています。これといった効果を実感できていないため、低評価です。
口コミまとめ
このように口コミを見てみると、効果には良し悪しがあるようで、味の好みが合わないと食べてくれなかったり、必ずしもすべてのワンちゃんが満足のいく結果にはなっていない様子。
いざ購入してみて食べてくれなかった、というのが一番残念ですので、ドッグフードによって食いつきに変化がある愛犬の場合は、「ちょこっとパック」から始めてみると良いかもしれません。
ちょこっとパックなら、1袋100gといった小容量でforza10をお試しすることができますし、お値段も320円と、お試しがしやすい価格設定になっています。
「forza10」の総評
いかがでしたでしょうか?
forza10はワンちゃんの体調別にラインナップが展開されているだけでなく、その効果や安全面にもかなり期待の出来るドッグフードであることがわかりました。
価格については800gで2000円を切る程度ですので、数ある良質なドッグフードの中ではコスパが良い方かと思います。
まずは試してみたいという方は、ちょこっとパックから始めてみてはいかがでしょうか?
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